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APWフォーラム

昨日は名古屋国際会議場でYKK apさんのAPWフォーラムに参加してきました。

【私どもYKK APは本フォーラムにて、ご講演いただく有識者の方々と共に、断熱性能に優れる“樹脂窓“を通じた健康で快適な住環境や、住宅の高断熱化がもたらす社会への貢献についてご説明いたします。】とのこと。

樹脂窓の展示もしてありました。

PASSIVE HOUSEの断熱断面模型も。
じっくり観察してきました。

講演は、新建新聞社の三浦祐成氏と、みかんぐみの竹内昌義氏

こういった講演ではお馴染みのお二人ですが、直接お話しをお聞きするのは初めてでした。

「あたらしい家づくりの教科書」のお二人ですね。

どうでも良い話しですが、三浦社長は僕と誕生日が同じ日だということを知ってから、妙に親近感が沸いています。本当にどうでも良い話しですね。笑

 

竹内氏は建築家の視点から見た日本の「これからの住宅」について。
ドイツなどの環境先進国の取り組みと、日本の取り組みの大きな違い。
ZEHの基準程度では全く充分とは言えない日本のエネルギー消費に対する認識の低さ。
そしてそのZEHですらまだまだ普及どころか、ほとんど取り組めていない日本の建築業界。

「名古屋のお施主様が、近くで省エネルギーで暮らせる住まいを建ててくれる人がいない!とわざわざうちに来るんです」という…。

それで良いのか!?という問いかけもありました。

 

 

三浦社長はマーケティング、ビジネスという観点からの内容でした。

スライドは載せて良いのか分からないのでやめておきます^^;

「高性能」な仕様にするかどうかを物件毎に選ぶ訳ではなく、それは標準にしてみては?
そこを基準に、その他にそれぞれの会社独自の住まい手にとっての「ベネフィット(利益)」を提供できる仕組みを。
例えば規格型のプランでハウスメーカーよりコストメリットのある高性能住宅、という差別化等。

という内容でした。
参加しているのは地域の工務店がメインであり、そちらへの提案という内容でした。

 

僕は自分がやりたいこと(やるべきこと)は規格住宅とは違い、それでは満足できない住まい手の要望を叶える役目になるべきかな、考えています。

当然間取りは本当の意味で自由に設計し、仕上げの素材や設備も含め希望に合わせて自由に設定する。

その上で、これまでの経験や知識に基づいてこちらからのお勧めや提案、時には要望とは少し違う内容を提示する場合もあるかもしれません。

 

なぜかと言うと、住まい手の言われた通りに絵を描いてつくりました。も少し違うかな?と考えているからです。

ほとんどの方が初めて家づくりをする住まい手な訳ですから、当然読みきれない部分もあるはずで、家づくりに関する知識はこちらの方があるはず。(たまにビックリするぐらい詳しい方もみえますが笑)
プロとしてより良くなると思われる方向へ提案をし続けていきたいと思います。

 

などと色々と自分の考えも整理し直すきっかけとなり、講演の内容は非常に参考になる部分が多く面白かったです!
YKKさん、ありがとうございましたm(_ _)m


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