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現場進捗や新現場

あかつき台の家、進んでいます!


リビングの赤身杉板天井

 

ここではあまり内容が書けていませんが、この物件は設計者が自分では無くフロー一級建築士事務所さんで、フローさんが現状など丁寧に書いていただいていましたので【リンクを貼る】という若干手抜き合理的な方法でより詳しくお伝え出来ればと思います(^^ゞ

左官屋さんと打ち合わせ

外部内部大工工事中

定例打ち合わせ

いつもは設計施工で進めているのですが、工事のみの請負いだとブログ執筆にも恩恵が受けられるとは、考えもしていませんでした…^^;笑

冗談はさておき、現場はもちろん手抜きも無く丁寧に工事を進めています。
いつも詳細(ディテール)部分に関しては自分の頭の中で考えて職人さんと打ち合わせしながら、頭の中でつくったものを実際にどう現場でつくり上げるか。という感覚で進めているのですが、今回は自分以外に設計者さんがいるので新鮮で凄く面白いです。

いつもならこれまで通りのやり方で納めてしまうところも「なるほどそうするかー。」という気付きが多くあるんです。

特にフローの水谷さんの設計は以前から密かに参考にさせてもらっていたこともあったのですが、HPの竣工写真を拡大して想像するだけでは限界もあり…(当たり前)
詳細図を見ながら打ち合わせをして、質疑を上げて工事を進める中で勉強になることが多くあります。

もちろん、時には施工者としてこちらの意見をぶつけて考えを擦り合わせながらより良いものが出来るように努力しています。
引き続き完成まで気を引き締めていきます。

 

 

そしていよいよ大安町の家も工事が始まります!

先日地盤調査の立ち会いと、それに合わせて邪魔にならないよう横で地盤レベルの再測量を行いました。

予想通りガチガチな地盤で、地盤改良費用で見込んでいた予算が浮いて良かったです。

こちらの敷地は、今は影も形も無い水路が大昔にあったらしく、さらに調べたところその所有が国であったり…など土地を整理することに少し時間がかかってしまいました。

ただしその分、検討時間は長く取れたのでポジティブに捉えてこれからの工事に挑みたいと思っています。

 

 

あと、リノベーションもしています。
分譲住宅を購入後20年ほどが経ち、もう少し頑張ってもらう為のお手入れ+暮らしやすくなるよう水廻りの交換を。

こちらは手を入れるところや残すところ、素材の選定などの基本方針だけ打ち合わせさせていただいて実際の工事は信頼出来る大工工務店へ依頼しています。一般的な設計事務所のやり方ですね。
普段の設計施工は、見積もり、材料の拾い出し、材料発注、業者/職人さんの段取り、現場にて詳細な納まり打ち合わせ…などかなり時間を拘束されます。

今回は劣化箇所の修繕や断熱の補修などがメインの内容なので、意志の疎通が取れた大工さんに依頼することで経費を浮かせて費用を抑える作戦です。

工事中、躯体の劣化度確認等の為に何度か立ち寄っています。

 

今ではベタ基礎という床下も一面コンクリートを打つ基礎が多いのですが、昔の住宅は布基礎という基礎は主な壁の下だけで後は土。束石に床束を立てて、という状況が多いです。

このお宅も布基礎で、床をめくると床下の土が常に湿っている箇所もありました。
一応床下にも断熱材は入っているものの、垂れ下がって隙間だらけになりフローリングはベコベコに…

以前からこのようなご相談はありますが、築20年を超える住まいはほとんどがその状況では無いでしょうか。

 

こちらでは床下の防湿コンクリートは打設したものの、完璧かと聞かれると完璧だとは言えません。
全ての床・壁・天井をめくって、断熱/防湿/構造補強が出来れば良いのですが、相応な費用がかかります。

非常に悩ましいところですが、かけられる費用で最大限の満足が得られるよう工夫するしかないです。
何せこの内部のリノベーションに入る前に、外壁と屋根の塗り替えも行ってみえるので予算がどんどん増えてしまうような無茶なことは言えません…。

この辺りは後日また色々と考えていることも書きたいなー、と思っています。

 

その他進行中の物件もいくつか水面下で頑張っております。
年末に向けて、引き続き気合いを入れていきます!!

 


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